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リモートで掛川祭 余興、おはやし生配信 10月11日に有志

(2020/9/29 17:26)
掛川祭のポスターを作製し、商店でリモート開催をPRするメンバー(左)=25日、掛川市のセルフウメキ西郷店
掛川祭のポスターを作製し、商店でリモート開催をPRするメンバー(左)=25日、掛川市のセルフウメキ西郷店

 掛川祭を愛する有志でつくる掛川祭愛好会(田中大介代表)は10月11日、掛川市の掛川城公園三の丸広場で「リモート掛川祭」を開く。今年は新型コロナウイルスの影響で祭典のハイライトとなる屋台引き回しの自粛が決まっているが、有志によるおはやしや余興を撮影し、ウェブ配信することで市内の祭りムードを盛り上げる。
 賛同する各町から祭り青年衆に順次集まってもらい、密状態を防ぎながら舞台での演技を動画サイト「ユーチューブ」でリアルタイムに配信する。9~10日に市内神社で行われる宵祭りなども流す予定。4日まで、参加する町を募集している。
 愛好会は全41町の屋台や余興の写真を並べた祭のポスターも独自で作製した。「疫病終息祈願」の千社札を添えたデザインで、少しでも市内が祭りの雰囲気になるように、と掛川観光協会や祭り用品を扱う「セルフウメキ西郷店」などで配布している。商店街の店内で、祭りのDVDを流してもらう計画も検討している。
 今年の掛川祭は10月9~11日の3日間。大半の町で神事は行うものの、大勢の若者が威勢を競う屋台引き回しは事前の準備を含めて「3密対策」が難しいとして、各町の代表で構成する祭典年番が一斉の自粛を決めた。
 愛好会の試みに、市内からは「おはやしを聴けるのはうれしい」「1日だけでも法被を着たい」など共感の声が寄せられているという。田中代表は「感染拡大防止に配慮したイベントにするので協力をお願いしたい。少しでも街を活気づけたい」と呼び掛けている。

 <メモ>掛川祭 市中心部7神社の氏子41町による合同祭礼で毎年10月に開かれる。各神社の神事に加え、豪華な屋台の引き回し、余興などが繰り広げられる。江戸時代から続く三大余興「大獅子」「かんからまち」「大名行列」が披露される大祭は3年に1度で、来年が大祭に当たる。屋台引き回しの一斉自粛は戦後初めてという。

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