ウミガメ/ペンギン ご長寿動物を来館者に紹介 下田海中水族館
下田市三丁目の下田海中水族館は21日、敬老の日に合わせ、同館が飼育する長寿の動物たちをショーや給餌の中で、来館者に紹介した。
同館玄関前の水槽では、1967年の開館時から飼育されている雄のアオウミガメに、“お祝い”のワタリガニがプレゼントされた。甲長約1メートル、重さ122キロのウミガメは推定年齢70歳ほど。飼育員から与えられたカニにかぶりつき、元気なところを見せていた。
ペンギンショーでは、同館で飼育されているフンボルトペンギンで最高齢の雌の「ちおら」(23歳)が紹介され、来館者の注目を集めた。同館によると、野生のフンボルトペンギンは20年ほどが寿命とされる。飼育技術が向上した現在では、20歳を超える個体も増えてきたが、長寿といえるという。