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世界初「コロッケの缶詰」開発中! ホテイフーズ富士川工場

(2020/8/19 17:00)
開発中のコロッケ缶を開けて披露する地元中学生=8月上旬、富士市南松野
開発中のコロッケ缶を開けて披露する地元中学生=8月上旬、富士市南松野

 やきとり缶で全国的な知名度を誇るホテイフーズ(本社・静岡市清水区)が、“世界初”となるコロッケの缶詰づくりに着手した。全国にご当地コロッケは数あれど、缶詰は前代未聞。早ければ、数年後にも富士市松野地区の土産物として店頭に並ぶ可能性がある。世界初のコロッケ缶の誕生に地元から熱い期待が寄せられている。
 コロッケ缶は、同市南松野の総菜店「フジヤマダイニング えびす」が地域の特産品開発を目指し、同社の協力を得て今春、生まれた新名物「まつのコロッケ」のPR策として提案された。
 まつのコロッケは、松野産のジャガイモと同地区にある同社富士川工場で製造される「やきとり たれ味」をたれごと入れた逸品で缶詰型をしている。数年間の試行錯誤の末、2019年3月に初の揚げ物の缶詰「からあげ」の商品化に成功。その技術を生かしてまつのコロッケの缶詰化に乗り出した。
 大木泰人販売部長によると、缶の大きさに合ったコロッケを封入し、セ氏120度で30分間熱して殺菌処理した。まだ、煮沸で衣に水分が浸透してしまう課題もある。
 8月上旬には同店で地元の中学生を招いた試作品の開缶式を開き、6月中旬に封入された缶を開けた。2カ月近く経過したコロッケに腐敗は見られず、ジャガイモのほくほく感もあった。賞味期限などを設定するため、今後は1年間程度保管して品質を確認する。
 大木部長は「全国でもここにしかないコロッケになる。出来たてのサクサク感は難しいが、水分量を調整しておいしさを追求したい」と意欲を示した。

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