浜松・舘山寺大草山 「大文字」導入 投光実験再び
浜松市西区の舘山寺温泉観光協会などは16日夜、温泉街の対岸にある大草山に縦横約50メートルの「大文字」を映し出す実証実験を行い、新たな観光資源の創出に向けて投光の効果や課題を探った。
12日夜に行った前回実験時と同様、光学機器メーカーのパイフォトニクス(東区)の発光ダイオード(LED)照明「ホロライト」を活用。温泉旅館「時わすれ開華亭」前のベイガーデン周辺に設置し、内浦湾を挟んで対岸の山腹までの照射距離を前回の500メートルから800メートルに伸ばした上で、「大」や「山」といった文字の映り具合を確かめた。
観光協会と同社は本格導入に向け、今後も効果的な設置場所などの検証実験を続ける。