浜松市中区、国内史上最高タイ41・1度 2日連続40度超

 気象庁によると、浜松市中区で17日午後0時10分、国内観測史上最高気温と並ぶ41・1度を観測した。市内では16日に天竜区船明で40・9度、中区で40・2度を記録。2日連続で40度超となるなど記録的猛暑が続いている。

国内最高気温タイを記録した浜松市=17日午後0時15分、浜松市中区鍛冶町
国内最高気温タイを記録した浜松市=17日午後0時15分、浜松市中区鍛冶町

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 静岡地方気象台によると、17日の県内は広く高気圧に覆われ、朝から気温は上昇。午前11時すぎに中区で39度に達した。中区と天竜区船明は16日に観測地点における史上最高気温を更新したばかりだった。
 過去の41・1度は埼玉県熊谷市で2018年7月23日に観測された。
 気象台によると厳しい暑さはしばらく続くとみられ、熱中症への注意を呼び掛けている。県内では16日、少なくとも熱中症とみられる症状で計93人が搬送された。浜松市消防局によると、北区で80代女性が死亡した。重症者は10人だった。

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