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マスク10秒で完成 磐田のメーカー、製造機を開発

(2020/8/8 09:12)
製造機で造られる不織布マスク=磐田市南島のスズテク
製造機で造られる不織布マスク=磐田市南島のスズテク
10秒ほどでマスクが出来上がる製造機=掛川市のつま恋リゾート彩の郷
10秒ほどでマスクが出来上がる製造機=掛川市のつま恋リゾート彩の郷

 磐田市南島の産業機械メーカー「スズテク」が、新型コロナウイルス感染防止を目的に、非接触型の不織布マスク製造機を開発した。7月下旬から掛川市のつま恋リゾート彩の郷に試験的に設置している。コロナ禍の新たなビジネス創出の一環。稼働状況を検証し、今後の事業化を目指す。
 スズテクによると、大小2種類のマスクを製造できる。非接触式センサーに手をかざすと反応して稼働し、規定の形にくりぬかれた二つ折りのマスクが10秒ほどで出来上がる。中央部分は数センチ溶着されていて、鼻の部分に高さが出る構造。調整もできる。内部で紫外線を活用して殺菌処理しているという。
 製造機はホテルのフロント近くに設置され、施設側はマスクを忘れた宿泊客などに利用を勧めている。
 スズテクの主要事業は、輸送機器関連工場などの自動化設備の設計製造。コロナ禍で受注、商談の減少が続く中、過去に開発した機械を応用して造った。大きさや形状などにパートの女性従業員らの意見も取り入れた。食品などの工場やイベント会場などでの導入の可能性を模索していて、担当者は「一般の生活の中で使う機械の開発は初めて。反応を聞きながら、改良を重ねたい」としている。
 企業と設置施設のマッチングは、中小企業向け経営相談を行う県よろず支援拠点などが支援した。

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