静岡市37.1度 全国一の暑さ、熱中症14人搬送

 静岡県内は7日、太平洋高気圧に覆われて全域で気温が上昇した。静岡では日中の最高気温が37・1度の猛暑日となり、全国の観測地点で最も高くなった。県内18地点のうち11地点で今年の最高気温を記録した。
 静岡地方気象台によると、静岡市内では午前中から山を越えて暖かく乾いた南西の風が入り込み、フェーン現象が発生して厳しい暑さとなった。同市葵区の中心街では強烈な日差しが照り付ける中、日傘やタオルで暑さをしのぎながら歩く人たちの姿がみられた。
 このほか天竜で34・6度、清水で34・5度、三島で34・2度を観測。県によると、県内では同日、少なくとも14人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞