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コロナ対策「おしゃれに」 静岡県東部、広がるご当地マスク

(2020/8/4 08:40)
三島柄をあしらったマスク=三島市
三島柄をあしらったマスク=三島市
シロにゃんの刺しゅうを縫い付けたマスク=函南町
シロにゃんの刺しゅうを縫い付けたマスク=函南町

 新型コロナウイルスの感染対策が進む中、観光業が盛んな静岡県東部で“ご当地マスク”が広がっている。三島市では老舗染物屋が作る伝統の「三島柄」の手拭いを使ったマスクが完成し、函南町では恒例行事「かんなみ猫おどり」のキャラクターの刺しゅうを縫い付けた。伊豆市の土肥金山は金のマスクが人気を集めている。
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 三島柄は国内最古の仮名暦とされる「三嶋暦」の崩し文字に酷似し、15~16世紀に朝鮮で焼かれた「三島茶碗(わん)」の模様から生まれたデザイン。三嶋大社、しゃぎり、富士山など三島や周辺の伝統文化、自然を描き、手拭いやネクタイなどにも使われる。普及を目指す三島商工会議所青年部が老舗染物屋の「遠州屋染店」、授産施設を運営するNPO「にじのかけ橋」とマスクを完成させ同青年部での販売を皮切りに土産物店への展開も目指す。
 猫にまつわる伝説が残る函南町では今年、恒例の夏祭り「かんなみ猫おどり」が新型コロナの影響で初の中止に。代わりにキャラクター「シロにゃん」の刺しゅうをマスクに付けて盛り上げようと、同町で洋服店を経営するパレスレイトとわかくさ共同作業所が考案した。スキャナーで読み込んだシロにゃんの画像データを元に縫い上げる高性能ミシンを駆使し、杉山昌樹社長は「函南の地域性とおしゃれが楽しめるマスク」と胸を張る。
 土肥金山では、コロナによる営業自粛中に施設を運営する土肥マリン観光の国分歩課長代理が金色の布を使って従業員分約70枚を手作りした。光り輝くデザインが好評を集め、お客の要望も受けて商品化。8月上旬までに300枚が完売し、今後新たに500枚を販売する。
 素材は接触冷感とガーゼの2種類で、同作業所が製造を請け負う。国分課長代理は「ファッションマスクとして明るく楽しい気分になってもらえれば」と期待した。

 <メモ>税込み価格、問い合わせ先は次の通り。
 三島柄マスク 880円。三島商工会議所青年部<電055(975)4441>。
 シロにゃんマスク 880円。パレスレイト<電055(979)1810>。
 金のマスク 冷感720円、ガーゼ550円。土肥金山<電0558(98)0800>。

客の要望を受けて商品化した金のマスク=伊豆市の土肥金山
客の要望を受けて商品化した金のマスク=伊豆市の土肥金山

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