探査船「ちきゅう」おかえり 7カ月ぶり清水港帰港【動画あり】

 研究航海と定期検査を終えた地球深部探査船「ちきゅう」が1日、静岡市清水区の興津第2埠頭(ふとう)に着岸した。清水港でおなじみとなった巨大デリック(やぐら)が約7カ月ぶりに戻った。

清水港の興津第2埠頭に着岸する地球深部探査船「ちきゅう」=1日午前、静岡市清水区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
清水港の興津第2埠頭に着岸する地球深部探査船「ちきゅう」=1日午前、静岡市清水区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
清水港の興津第2埠頭に着岸する地球深部探査船「ちきゅう」=1日午前、静岡市清水区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
清水港の興津第2埠頭に着岸する地球深部探査船「ちきゅう」=1日午前、静岡市清水区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
清水港の興津第2埠頭に着岸する地球深部探査船「ちきゅう」=1日午前、静岡市清水区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
清水港の興津第2埠頭に着岸する地球深部探査船「ちきゅう」=1日午前、静岡市清水区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)

 ちきゅうは1月上旬に出港後、遠州灘で厚さ80メートル以上の地層を回収。今後の解析で同所の地震発生間隔について新たな知見を得ることが期待されている。薩摩半島沖の鬼界カルデラでは、少なくとも過去2回の巨大噴火を示す水中火砕流堆積物を採取した。5年に1度の定期検査は長崎県佐世保市のドックで受けた。
 所有する海洋研究開発機構(JAMSTEC)によると、当面は清水港にとどまって保守整備を行う。その後の研究航海については調整中という。

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