「神子神楽」奉納へ小学1年生、稽古に熱 熱海・来宮神社例大祭

 熱海市で15、16日に行われる来宮神社例大祭で、伝統の「神子神楽(みこかぐら)」を奉納する市立第一小1年の小川寧子(ねね)さん(6)が稽古に熱を入れている。

来宮神社例大祭で奉納する神子神楽を稽古する小川さん=熱海市の同神社本殿
来宮神社例大祭で奉納する神子神楽を稽古する小川さん=熱海市の同神社本殿

 神子神楽は毎年、同神社の氏子から選ばれた幼女1人が奉納する。今年は新型コロナウイルスの影響で、例年並みの練習日を確保できなかったが、6月から週3日のペースで稽古を重ねてきた。
 10日には同神社本殿で初の公開稽古を行った。祭典関係者が見守る中、小川さんは雅楽の音色に合わせて鈴を鳴らしながら舞った。本番に向けて「緊張するけど、上手に踊りたい」と話した。
 今年の例大祭は新型コロナ感染予防のため、神子神楽などの神事は縮小して執り行う。

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