赤ちゃん元気に育って 絶滅危惧種シロテテナガザル、伊豆シャボテン公園で誕生

 国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅危惧種」に指定されるシロテテナガザルの赤ちゃんの人工保育が、伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園で進んでいる。同園はシロテテナガザルを長年飼育しているが、赤ちゃん誕生は昨年に続き2度目。前回は10日ほどで死んだため、成長が期待される。

人工保育されているシロテテナガザルの「しーちゃん」=伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園
人工保育されているシロテテナガザルの「しーちゃん」=伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園

 赤ちゃんは父ボビー、母ユズの間に5月31日に生まれた雌で「しーちゃん」と名付けられた。ユズが子育てに慣れていなかったため、生後直後から飼育員が1日6回ミルクを与え、当初421グラムだった体重が約600グラムに増えるなど順調に成長している。
 現在は天候や体調を見ながら両親と顔合わせをしていて、4カ月をめどに家族の元に戻す予定。完全離乳まで1年半~2年を要するため、今後も飼育員が成長を見守るという。
 シロテテナガザルは東南アジアに生息し、顔の周りや手脚の先が白いのが特徴。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞