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老朽化のアーケード撤去、活気ある空間へリノベ 沼津・新仲見世商店街

(2020/6/24 09:15)
撤去工事が始まったアーケード=沼津市の新仲見世商店街
撤去工事が始まったアーケード=沼津市の新仲見世商店街

 沼津市の新仲見世商店街(井草雅彦会長)は22日夜、老朽化したアーケードの撤去工事を始めた。市はアーケード下の道路改修に着手し、官民連携で商店街を“リノベーション”。人が集まるにぎわいの空間へと再編していく。
 約90メートルのアーケードは1969年に設置され、50年にわたり同商店街を風雨から守ってきた。ただ、老朽化により屋根材や電灯が落下するなどして安全確保が難しくなり、2012年から撤去を検討してきた。
 費用負担が大きいため進展しなかったが、16年度以降の市の取り組み「リノベーションまちづくり」が決断を後押し。同商店街でも遊休不動産や公共空間を活用した事業が生まれ、明るい変化の兆しが見えたことで、エリア全体のリノベーションを決意した。
 同商店街はアーケード撤去に加え、電灯のLED化やデザインの統一にも取り組む。市は、歩行者が歩きやすい舗装に道路を改修したり、イベントを開きやすくなるよう制度設計を検討したりしていく。井草会長は「商店街を単なる店の集合体や通路ではなく、オープンな空間にしたい。自然と人が集まるような活用法を考えたい」と話した。
 工事は午後10時~午前6時、10月ごろの終了を見込む。事業費は1800万円で、商店街の自主財源と借り入れで約1千万円、県などの補助金で残りを賄う。

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