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キャンプ場、苦心の再開 予約、近隣からに限定/サイト間隔空け

(2020/5/21 08:31)
予約制限を設けながら営業を再開する中山間地域のキャンプ場=20日午後、浜松市天竜区水窪町
予約制限を設けながら営業を再開する中山間地域のキャンプ場=20日午後、浜松市天竜区水窪町

 新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の解除を受け、浜松市北部の中山間地域では自主休業を続けていたキャンプ場の営業再開の動きが広まっている。しかし、多くは予約に制限を設けるなど全面再開には至っていない。関係者からは「再開しないと経営が厳しい。ただ感染の第2波を生むことだけは避けなくては」と複雑な声が聞かれる。
 4月8日から休業していたオートキャンプ場「よつばの杜」(天竜区水窪町)は、5月16日に営業を再開した。予約は市内と県内の近隣市町からの利用者に限定。食料は持ち込みとし、町内で買い物をしないよう呼び掛けている。耳塚直樹代表(42)は「ゴールデンウイークの収入を失い危機的状況。予約制限は苦しいが、地元住民や利用者の健康には代えられない」と話す。
 秋葉オートキャンプ場(同区春野町)も同日、約1カ月ぶりに再開した。県内からの利用者に限定し、密集を避けるためにキャンプサイトを一つおきに使うなど新型コロナ対策を意識している。
 一方で営業再開に踏み切れないキャンプ場も。浦川キャンプ村(同区佐久間町)は、3月から施設の開放を自粛している。平野富一代表(66)は「利用者の約6割が東京や大阪など都市部からのリピーター。高齢者の多い佐久間での感染拡大は地域崩壊に結びつく」と警戒を解かない。ただ、収入は2カ月間ゼロ。「いつまで耐えられるか分からない」と声を落とす。

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