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静岡帰郷、次はいつ 新型コロナ、都内感染増 出身者、不安募る

(2020/4/3 14:30)

 新型コロナウイルスの感染者が急増している東京都内。静岡県との移動自粛の呼び掛けがさらに強まり、出身者らの不安が募っている。終息の道筋が見えない状況の中、今後の生活への懸念も。拠点を置く県内企業は来店客や社員を守るための対策を強化する。
 「5月の大型連休に帰省しようと思っていたが、難しい。次はいつ帰れるのだろうか」。大田区で1人暮らしをする裾野市出身の広告会社社員男性(26)はこう漏らす。家族からは都内の感染状況をうかがう連絡が頻繁にあるという。
 都内に単身赴任している女性会社員(53)も「体調があまり優れない母親(80)が焼津市の自宅で独りで暮らしているので様子を見に帰りたいが、感染リスクを考えると帰らない方がいい。でも、来週はもっと都内の状況が悪くなっているかもしれない」と迷う。
 港区の飲食店で働く静岡市葵区出身の女性(42)はふるさとの親の様子とともに、日々直面する客足の落ち込みが気がかり。「2月後半からキャンセルが相次ぎ、お客さんが少ない。これからどうなっていくのか」と打ち明ける。
 抹茶ジェラートなどを販売する「ななや」の青山店(渋谷区)は感染防止のため3日の営業時間を短縮し、4~5日の週末は臨時休業を決めた。「いつまで影響が続くか分からない」と運営する丸七製茶(藤枝市)の鈴木成彦社長(55)。
 約650人が勤務するヤマハ東京事業所(港区)は2、3の両日、全従業員を在宅勤務とした。来週の対応も検討中で、広報担当者は「社内から感染者を出さないための取り組みをしていく」と話す。

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