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ハイリスク児に遊び必要 県立大短大部准教授 実例で解説、出版

(2020/3/11 14:30)
著書を手にする松平千佳准教授=静岡市駿河区の県立大短期大学部
著書を手にする松平千佳准教授=静岡市駿河区の県立大短期大学部

 医療現場で、遊びを通して子どもたちの不安を和らげる「ホスピタル・プレイ・スペシャリスト(HPS)」の養成に取り組んでいる県立大短期大学部の松平千佳准教授が、「遊びに生きる子どもたち ハイリスク児にもっと遊びを」(金木犀舎)を出版した。
 難病や障害を抱える子どものほか、被虐待児ら「ハイリスク児」11人の実例を通して、遊びの必要性を説く。
 松平准教授によると、こうした子どもに対しては、治療やケアが最優先され、「遊びどころではない」と大人が決めつけてしまう傾向があるという。
 一方で、子どもにとっては医療や福祉が関わる生活が長く続く中で「自分を発見したり家族との関係を深めたりして、生きる喜びを感じられる手段の一つが遊び」と強調する。
 専門職以外にも読みやすいよう、難解な用語は避けたという。「ハイリスクな子どもたちの存在に気付いてもらうきっかけになれば」と話す。四六判、176ページ。税込1760円。

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