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“見守る”仕出し弁当 配達員が子どもの安否確認 富士で始動

(2020/3/6 08:57)
留守番中の子どもに「みまもり弁当」を届け、声掛けをする従業員=5日午前、富士市内
留守番中の子どもに「みまもり弁当」を届け、声掛けをする従業員=5日午前、富士市内

 新型コロナウイルス感染拡大予防のための学校一斉休校で子どもが留守番をすることになった家庭などを対象に、富士市の老舗仕出し料理店「仕出し おがわ」が5日、子どもに昼食を届けて安否確認をするエリア限定の新サービス「みまもり弁当」を始めた。高齢者見守り事業で培ったノウハウを生かす。小川友代社長(59)は「急な対応で困っているお母さんを応援したい」と話している。
 新たなサービスは、配達員が弁当を届ける際に声掛けをして、在宅確認をする。子どもに異変がある場合は保護者へ連絡する。弁当メニューは10種類以上から選べる。税別430円から。
 同社は企業や一般家庭に弁当を届ける傍ら、高齢者見守り事業として65歳以上の家庭に弁当を届けている。配達員が異変を感じたら、家族などに連絡する取り組みを約10年間続け、きめ細やかな対応が好評を得ている。
 同社には臨時休校が決まった直後から、夕方に宅配をしていた家庭から、子どもの昼食用に追加注文が入ったという。急に孫を預かることになった祖母からの依頼も舞いこんだ。「保護者の愛情のこもった弁当が最良という思いもあった」と小川社長。それでも、離れた場所で暮らす自分の孫のことがよぎり、4月4日までの期間限定でサービスを始めた。5日、留守番中の小学1年、5年の姉妹の家に弁当を届けた女性従業員(37)は「自分も子どもがいるので気持ちが分かる。母親のように接したい」と話した。
 宅配範囲は富士市の一部に限定するため、事前に確認が必要。問い合わせは<電0545(52)3621>(午後1~6時)へ。

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