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「感染者は社長」デマ拡散 興津螺旋、ツイッター削除求める

(2020/3/5 08:06)
ツィッターで流れる情報はデマであることを記した興津螺旋のホームページ
ツィッターで流れる情報はデマであることを記した興津螺旋のホームページ

 新型コロナウイルス感染が確認された静岡市の60代男性について、静岡市清水区のねじ製造「興津螺旋」の社長が当人などとするデマがツイッターを中心に広がり、同社は4日、「うわさは事実無根」と記した文をホームページで公開した。ツイッター上で投稿者に削除を求めている。
 「静岡に出ているコロナ患者は興津螺旋という会社の社長らしい」「静岡のコロナの人興津って回ってきたけどほんと? 怖い」-。同社によると、静岡市が市内男性の感染確認を発表した2月28日以降、ツイッターなどでこうした投稿が相次いだ。同社では役職自体が存在しない「会長」が感染者との書き込みもあった。
 60代男性の市内スポーツクラブ利用が判明した1日以降は、同社に「なんで下船してスポーツクラブに立ち寄ったのか」といった電話が複数寄せられた。
 柿沢宏一社長(47)は「私自身だけではなく、家族や従業員にまで影響が出ている。無責任で根拠のないことを平気で流すことが、どのような重大な結果をもたらすか考えてほしい」と憤る。
 感染者を巡っては、このほかにも根拠の無いSNS上の書き込みが相次いでいる。情報通信技術(ICT)に詳しい「Code forふじのくに」(沼津市)の市川博之代表は、ツイッターの利用者が掲載された情報の出どころを確認せずに拡散してしまう現状に懸念を示し、「デマ情報を防ぐためにも、1次情報を持つ行政や関係機関が速やかに可能な限りオープンな形で情報を開示すべき」との見方を示した。

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