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登山者教育、交通の充実を 富士山の将来へ識者討論

(2020/2/19 10:23)
富士山の「安全」「保護」「観光」をテーマに話し合ったパネル討論=18日午後、富士宮市の県富士山世界遺産センター
富士山の「安全」「保護」「観光」をテーマに話し合ったパネル討論=18日午後、富士宮市の県富士山世界遺産センター
富士山衛生センターでの経験を語る大城和恵氏=18日午後、富士宮市の県富士山世界遺産センター
富士山衛生センターでの経験を語る大城和恵氏=18日午後、富士宮市の県富士山世界遺産センター

 富士宮市で18日開かれた静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」富士山地区分科会では、富士山富士宮口8合目の夏季限定診療所「富士山衛生センター」に勤務する医師大城和恵氏による基調講演に続き、富士宮市立郷土資料館長の渡井一信氏、富士山富士宮口ガイド組合長の水本俊輔氏、富士山観光交流ビューロー専務理事の土屋俊夫氏が大城氏を加え、富士山の安全登山と後世に受け継ぐための保護、地域振興を図る観光をテーマに意見交換した。
 渡井氏は富士宮市が進める世界遺産富士山の各構成資産の整備を紹介。構成資産のさらなる周知の必要性を訴えた。
 保全協力金(入山料)は「かつてから富士登山で金銭を支払う文化があった。信仰の山としての伝承を理解していかなければならない」と話した。
 水本氏は富士登山は初心者が圧倒的に多く装備や心得が十分でない状況が散見されるとし「(世界遺産に訪れる)登山者も資源。5合目でしっかりとした“教育”をするなどアプローチを変えていかなければならない」と述べた。
 土屋氏は身軽な登山が体験できる同ビューローの取り組みなどを伝え、交通手段が「(富士山の)東側は充実しているが、西側はかなり脆弱(ぜいじゃく)。二次交通の充実が大きな鍵の一つ」と課題を挙げた。

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