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日本語能力、定住者低く 浜松在住の外国人、技能実習生と

(2020/2/10 20:51)
浜松市在住外国人の日本語能力 自己評価
浜松市在住外国人の日本語能力 自己評価

 浜松市は9日、市内在住外国人に初めて本格的に実施した日本語能力などの実態調査の結果を公表した。来日前に研修を受ける技能実習生と比べ、日系人など定住者が「聞く」と「話す」、「書く」の能力に対する自己評価が大幅に低い結果となった。
 調査は昨年8、9月、市から受託した浜松国際交流協会が実施。市内13の日本語教室の生徒や家族、友人を対象とし、計427人から有効回答を得た。市が同日開いた日本語教育シンポジウムで同協会が報告した。
 日本語を聞いて理解することが「ほとんど不可」「単語だけ」という「要支援レベル」と自己評価する技能実習生は12・6%に対し、定住者は33・3%に達した。話す能力でも要支援レベルと自認する定住者は48・9%で、21・5%だった技能実習生と2倍以上の差が生じた。書く能力も要支援レベルと評価した定住者(59・1%)が技能実習生(25・2%)を上回った。
 同協会は「定住者は技能実習生に比べて日本語の学習機会が乏しいまま来日し、その後の学習も個人の判断に委ねられている」と分析。定住者にも最低限必要な日本語教育の提供体制を整えていく必要があるとした。
 

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