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重度障害の高校生、市役所で就業体験「自分の能力、試したい」

(2020/1/22 08:10)
シール貼り作業に取り組む谷口依緒さん(右)=21日午前、静岡市役所静岡庁舎
シール貼り作業に取り組む谷口依緒さん(右)=21日午前、静岡市役所静岡庁舎

 重度の障害がある県立中央特別支援学校高等部1年の谷口依緒さん(16)が21日、静岡市役所静岡庁舎でインターンシップを始めた。23日までの3日間、市障害福祉企画課でさまざまな仕事を体験する。
 デュシェンヌ型筋ジストロフィーの谷口さんは筋力が弱いため、職員の業務補助やパソコンでのデータ入力などデスクワークが中心の作業に臨む。
 21日は職員と一緒に、同課が作成したチラシへのシール貼りに取り組んだ。「緊張している」と話しながらも、一枚一枚丁寧にシールを貼った。今後は職員との意見交換や葵区障害者支援課の業務を見学するなどの時間もある。
 パソコンが得意という谷口さんは「自分の能力が社会でどれだけ通用するのか試したい」と学校を通じてインターンに申し込んだ。「少し不安もあるが、良い経験になりそう」と笑顔を見せた。
 市はこれまでにも重度障害者の働く意欲を支援しようとインターンシップを受け入れている。
 同市の市庁部局での障害者雇用率は2019年6月1日現在、1・81%で雇用者数は87・5人。

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