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玄米茶、溶かして手軽に 富士の金森機械、タブレット型開発

(2020/1/15 07:43)
富士市産の新茶を使った玄米茶のタブレット茶=富士市内
富士市産の新茶を使った玄米茶のタブレット茶=富士市内

 富士市の茶製造機械販売会社「金森機械」が水や湯に溶かすだけで手軽に飲めるタブレット型の玄米茶「茶blet(ちゃぶれっと)」を開発した。ターゲットは20~30代。包装デザインなどにもこだわり、SNS(会員制交流サイト)映えを意識した。お茶離れが顕著な若者に茶の楽しみ方を提案し、地元産茶の普及を図る。
 茶bletは、同市産の新茶と玄米を微粉末にして圧力をかけ、直径約1・5センチの円形にした。タブレット状のため茶葉の量を測ったり、手を汚したりすることなく飲め、粉末茶に比べて手軽という。圧縮することで渋みや苦みを取り除けるメリットも生まれた。
 金森直人社長(39)は「うまみ成分をより引き出せた」と自信を見せる。
 金森社長は22歳から茶製造機械の販売会社に勤め、3年前に独立した。この約20年間で低迷していく茶業界を肌で感じてきた。「いい茶があるのにもったいない」と金森社長。「まずは若い世代に茶を手に取ってもらうきっかけが必要」と考えた結果、飲みやすい茶の開発を思い立った。
 木製の筒状タブレットケースや透明なガラス管など、包装は持ち運びやすさとおしゃれ感を意識した。専用サイトではお茶割りの作り方や、料理、スイーツのアレンジ方法を動画で紹介し、タブレット茶の魅力をアピールしている。
 妻で事務長の汐里さん(29)は「SNSで発信されるようなデザインやアレンジ方法であれば、若い世代にも受け入れられやすい」と期待する。若者に好まれるほうじ茶のタブレット茶も開発する。
 販売は専用サイトやイベント会場で行う予定。問い合わせは同社<電0545(67)4115>へ。

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