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成功する経営、秘けつ紹介 限定100食の飲食店経営者 富士

(2019/12/5 07:44)
革新的な飲食店経営について考え方を披露する中村朱美さん=富士市
革新的な飲食店経営について考え方を披露する中村朱美さん=富士市

 京都市で100食限定の国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋」を経営する中村朱美さんがこのほど、富士市のロゼシアターで講演した。「みんなが幸せになる店作りとは」と題し、ランチ営業のみ、残業なしという革新的な飲食店経営の考え方を明かした。
 中村さんは、適正規模で最大限の売り上げが目指せる経営の核である100食限定の「制約」の利点を紹介。従業員が午後6時までに帰宅できるほか、食品ロスがないこと、100食完売で黒字となる仕組みを客にも伝えることで「共感」が生まれ、売り切れの苦情がないことを示した。
 子育て世代や高齢者など多様な人材が働くことができる利点も挙げ、「誰もが即戦力になる」という従業員採用の考え方や選択可能な勤務時間の採用による愛社精神向上の効果も例示した。
 中村さんは「何のために多すぎる利益を追究するのか」と利益至上主義に疑問を投げ掛けると、「会社の存在意義は事業を通じて世の中を良くすること。愛と感謝に人々がお金と使うようになっている」と断言した。
 講演は市商工会が開催する創業塾の特別セミナーの一つで起業希望者らが受講した。

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