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巨大な船内「圧倒」 清水港で探査船「ちきゅう」2年ぶり公開

(2019/12/1 07:10)
ちきゅう船上で掘削刀の違いを観察したり、後方の巨大掘削装置を撮影したりした見学者=30日午後、静岡市清水区の清水港日の出埠頭
ちきゅう船上で掘削刀の違いを観察したり、後方の巨大掘削装置を撮影したりした見学者=30日午後、静岡市清水区の清水港日の出埠頭

 国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は30日、地球深部探査船「ちきゅう」(全長210メートル、5万6752トン)を静岡市清水区の清水港日の出埠頭(ふとう)で一般公開した。2年ぶりとなった同港での一般公開に県内外から大勢の見学者が訪れ、巨大な船内を見て回った。
 ちきゅうは海底下7千メートルの掘削能力を持ち、南海トラフの海底探査などで地震発生メカニズムや地球の起源に迫る活動を展開する。船の中央にそびえる高さ約120メートルの掘削装置付近では、形状が異なる掘削刀や「コア」と呼ばれる地質試料を採取する筒状の器具などの説明を受けた。
 コアを調査分析する機器が並ぶ研究室や、操舵(そうだ)室も見学し、ちきゅうの役割や技術について理解を深めた。家族で訪れた同区の男性会社員(32)は「初めて見たが、船の大きさに圧倒された。未知の領域に挑戦するちきゅうに今後も活躍してほしい」と話した。
 港に隣接する清水マリンターミナルでは同機構や東海大海洋学部が駿河湾の生物や環境を紹介する展示や講演などを行うイベントを開いた。一般公開とイベントは12月1日まで。一般公開は2日間で約6千人が来場する。

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