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準高地・標高1500メートルで合宿 裾野の別荘地好評

(2019/11/9 08:03)
合宿を受け入れたペンションでストレッチに汗を流すスズキ浜松アスリートクラブの選手たち=10月上旬、裾野市須山の「サジタリウス」
合宿を受け入れたペンションでストレッチに汗を流すスズキ浜松アスリートクラブの選手たち=10月上旬、裾野市須山の「サジタリウス」
十里木ペンション街
十里木ペンション街

 裾野市須山地区の別荘地のペンションで、準高地トレーニング合宿を受け入れる動きが広がっている。合宿する陸上関係者から「宿泊先も準高地で」という要望を受け、市の担当者がペンションオーナーに協力を求める“営業”を展開している。
 合宿では各チームが1週間ほど滞在し、標高おおよそ1500メートルの水ケ塚公園(同市須山)周辺を中心に、トレーニングに取り組む。市が進める合宿誘致の2019年度実績は10月までで316人1170泊に上り、前年度の264人737泊に比べて増加し、問い合わせも増えているという。
 宿泊先は市街地や幹線道路沿いのホテルなどが主流となっているが、準高地での宿泊を求めるチームもあるという。ただ、準高地は宿泊場所が少なく対応が難しかったという。要望に応えるため、市の担当者が標高千メートルに位置する同市須山の十里木ペンション街に照準を定め、各ペンションのオーナーに協力を要請。6軒のうち2軒が賛同し、今夏から受け入れを始めた。
 準高地での宿泊にチームの評価は高い。スズキ浜松アスリートクラブはペンション「サジタリウス」に10月1日から11日まで、貸し切りで利用した。飛瀬貴子ヘッドコーチは宿泊先の標高が高いことで「眠りが深くなり、安心して翌日の練習に臨むことができる」と効果を話す。同ペンションの松坂麻衣子代表(40)は「選手たちの健康増進につながるのであればと思った」と語る。
 3チームを受け入れたペンション「ヴィラハミングバード」のオーナー饗庭功さん(72)は選手用に、風呂と乾燥機、洗濯機が入る別棟を急きょ造った。当初は1日3食の食事に戸惑ったが「合宿の成果で良い記録が出るとうれしい」と語る。
 市の担当者は「受け入れるペンションを増やすために、オーナーへの交渉を粘り強くやりたい」と意気込む。

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