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成長過程のサクラエビ 静岡市などPT、水深290メートル撮影

(2019/9/27 07:54)
駿河湾の深海で撮影に成功した今年生まれのサクラエビ=11日、静岡市清水区蒲原沖(「由比サクラエビプロジェクト」提供)
駿河湾の深海で撮影に成功した今年生まれのサクラエビ=11日、静岡市清水区蒲原沖(「由比サクラエビプロジェクト」提供)

 静岡市など産学官による海洋産業クラスター協議会の「由比サクラエビプロジェクト」がこのほど、駿河湾の水深290メートルの海底で、今年の春夏の産卵期に生まれたとみられるサクラエビの撮影に成功した。成長過程の映像は貴重で、関係者は謎が多いサクラエビの生態解明につなげたいとしている。
 撮影は、同市清水区蒲原地区の約1・5キロ沖の海底付近。17分間に延べ約300匹を確認した。日中は深海にいるサクラエビが「海底で、ある程度の群れを形成している」という従来の知見が改めて裏付けられた。
 成体は体長40ミリほどで、映っていた個体は体長23ミリ程度。水揚げされたサクラエビの季節別のデータと照合し産卵期を特定した。詳細な分析はチームを構成する富士通ソフトウェアテクノロジーズや静岡産業技術専門学校に依頼する。
 水野恵介プロジェクトリーダーは「稚エビも含め、成長過程の個体の生きた姿をとらえたい」と話す。

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