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東京五輪パラの自転車コース、整備急ピッチ 小山で国交省

(2019/9/6 17:10)
最新式のガードパイプの整備を進めている工事関係者=2日午前、小山町須走
最新式のガードパイプの整備を進めている工事関係者=2日午前、小山町須走
夕月公園、道の駅すばしり、東口本宮富士浅間神社
夕月公園、道の駅すばしり、東口本宮富士浅間神社

 国土交通省沼津河川国道事務所は、2020年の東京五輪自転車競技ロードレースで出場するサイクリストが安全走行できるようコースになる道路の整備を急ピッチで進めている。路面のひび割れや道路脇の側溝は舗装などを施して事故の要因を取り除き、ガードパイプは景観に配慮した最新式に更新する。五輪後にも愛好家らが楽しめるような自転車空間の創出を目指す。
 同事務所が2019年度内に整備する道路は、国道138号の道の駅すばしり付近(小山町)から籠坂峠までの区間約6キロ。五輪ロードレースでは、出場選手が標高約1100メートルの籠坂峠から富士スピードウェイ方面を目指し、坂道を一気に駆け降りる展開が予想される。
 高速で走行するサイクリストにとって、路面のひびや道路の脇の側溝は転倒などの事故につながりかねない。同事務所は7月から整備工事を実施。側溝にふたをした上に舗装を施して道路を拡幅する。
 道路に設置しているガードパイプも、従来の白色から森林の景観に溶け込みやすい茶色に更新する。
 同事務所の担当者は「五輪後に大勢のサイクリストがコースを走ることが予想される。安心して走れる区間にすることでレガシー(遺産)となれば」と話す。

 ■電柱地中化、富士山見やすく
 ロードレースコースは富士山麓に位置し、富士山の景観も魅力の一つ。国土交通省沼津河川国道事務所は2019年度内に、観戦客が富士山の視界を確保できるよう、コースにある電柱の地中化を実施する。
 対象は国道138号線の道の駅すばしりから冨士浅間神社(小山町)周辺まで約400メートルの区間。設置されている電柱を地中に埋設して視界を遮る障害物をなくし、富士山が目の前に広がる絶景ポイントをつくり出す。
 大会本番では、富士山を背に選手たちが疾走する様子が堪能できる。関係者は「(国道138号から)晴れていれば富士山の迫力ある姿が見ることができる。観戦客に雄大な富士山をぜひ見てもらいたい」と話した。

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