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「やりたい仕事ない」41.6% 静岡県外転出の若者意識調査

(2019/9/5 07:16)
就職時、出身地に戻らなかった理由
就職時、出身地に戻らなかった理由

 静岡県は2日までに、首都圏に転出した若者にUターンの意向や理由を尋ねた意識調査の結果をまとめた。就職時に本県に戻らなかった理由(複数回答)では「やってみたい仕事や勤め先がなかった」との回答が最多の41・6%を占め、同じ理由を挙げる県外出身者の割合(36・1%)を上回った。県は調査結果を分析し、2020~24年度の次期県版総合戦略の施策に生かす。
 首都圏に住む18~39歳の若者1万9560人(うち本県出身者389人)を対象に7月に調査し、本県と、首都圏を除く県外出身者の傾向を比べた。
 就職時に本県に戻らなかった理由で2番目に多かったのは「給与水準の高い仕事がなかった」で27・2%。県外出身者は24・9%だった。就職の選択肢や待遇面を理由に、首都圏での就職を決断した若者の割合が県外出身者よりも多いことが示された。
 そのほか「交通のアクセスが十分でなかった」(19・0%)、「特に理由はなかった」(15・9%)、「いつでも気軽に帰省できる環境だった」(15・2%)などが挙がった。娯楽・レジャー、買い物など生活環境への不満を理由に挙げる回答もあった。
 Uターンの意向を持つ本県出身者は「絶対戻りたい」(4・1%)、「まあ戻りたい」(20・1%)を合わせて24・2%。県外出身者の28・2%をやや下回った。「戻りたい」と回答した人に理由を聞いたところ、「家族・親戚など身内がいる」が66・0%で最も多く、次いで「自然環境が良好」(43・6%)、「友人・知人がいる」(42・6%)などが続いた。
 Uターンしたくない理由は「やってみたい仕事や勤め先がない」(41・0%)、「給与水準の高い仕事がない」(40・0%)、「交通のアクセスが悪い」(35・6%)などの回答が多かった。

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