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夢は消防士 焼津消防署に毎週通う7歳少女 署員の励みに

(2019/8/13 17:02)
お互いに敬礼する大和田陽莉さん(右)と署員=7月中旬、焼津市の志太消防本部焼津消防署
お互いに敬礼する大和田陽莉さん(右)と署員=7月中旬、焼津市の志太消防本部焼津消防署

 将来、消防士になることを夢見て消防署に通い続ける7歳の少女が焼津市にいる。昨年11月からほぼ毎週、母親と志太消防本部焼津消防署を訪れ、勤務交代の様子を見守っている。少女のけなげな姿は、署員の士気高揚に一役買っている。
 市立豊田小2年生の大和田陽莉(ひまり)さんは保育園児だった2年前、園にやってきた消防士の姿を見て「敬礼がかっこいい」と憧れを抱くようになった。図書館で本を借り、消防車の種類を勉強。午前8時半に24時間勤務の交代式があることを知り、学校がない週末、母親のさとみさん(35)の車で通うようになった。
 毎週姿を見せる少女は署員の間でも話題に。今では、一緒に朝の体操をするなど交流している。杉山利治署長は「『私たちの町を守ってくれてありがとう』と伝えてくれているようで、署員の大きな励みになっている」と目を細める。
 消防では女性職員の活躍を推進している。同本部に8人いる女性消防職員の一人で、同署の救急救命士島田美香さん(42)は「将来、仲間として一緒に働ければ、こんなにうれしいことはない」と話す。
 ダンス、水泳、英語とさまざまな習い事をこなす大和田さん。ただ、消防士になるという目標は当初から変わっていない。小さな体に大きな夢を膨らませ、これからも署に通い続ける。

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