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動物の暑さ対策工夫 水浴びやミスト…静岡県内各園「涼」提供

(2019/8/9 07:57)
気持ちよさそうに水を浴びるゾウ=6日、浜松市西区の市動物園
気持ちよさそうに水を浴びるゾウ=6日、浜松市西区の市動物園

 暑さ対策を動物にも―。10日から始まる最大9連休のお盆休みを前に、県内の水族館や動物園が動物の暑さ対策に工夫を凝らしている。猛暑が続く中でも元気に動き回る姿を見てもらおうと、飼育員らは動物の生態に合わせた「涼」の提供に躍起となっている。
 沼津市の伊豆・三津シーパラダイスでは、フンボルトペンギンに飼育員が噴霧器で小まめにミストを吹き掛けている。
 フンボルトペンギンはチリやペルーなど南米の暖かい場所に生息し、日本の夏にも十分耐性があるとされる。ただ、7月オープンした新展示施設は、日陰で涼む場所があったこれまでの洞窟エリアとは異なり、直射日光が当たりやすい環境。担当者は「新しい環境で快適に過ごせるよう、体調管理に気をつけている」とペンギンたちに目を配る。
 開園から50周年を迎えた静岡市駿河区の市立日本平動物園。ニホンザルの展示スペースに水浴び用プールと日差しよけの寒冷紗を設けている。
 ニホンザルは世界で最も北に生息するサルで寒さに強い一方、同園の他のサルと比べると暑さに弱いという。飼育担当者は「少しでも質の高い環境を提供し、元気に過ごしてもらいたい」と話した。
 浜松市西区の市動物園では、気温が最も高くなる正午を挟んだ時間帯にアジアゾウを室内に避難させる。水浴びを求めるしぐさを見せた際には、飼育員がホースで水をかけている。
 気持ち良さそうに水を浴びるゾウは、時に長い鼻を器用に使って飼育員から受け取ったホースを口まで運び、直接水を飲むこともあるという。

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