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ウミガメ、今季初ふ化 御前崎の保護場、元気良く32匹

(2019/8/8 17:00)
今季初のふ化が確認されたアカウミガメ=8日午前、御前崎市
今季初のふ化が確認されたアカウミガメ=8日午前、御前崎市

 御前崎市の海岸で5月に産み落とされ、市内で保護されていたアカウミガメの卵が、8日早朝にふ化した。市教委によると、静岡県内で今季初めて。体長5~7センチの子ガメ32匹が元気な姿を現し、市ウミガメ保護監視員の間に笑顔が広がった。
 ふ化したのは、御前崎地区の薄原海岸で5月20日に今季初の産卵として確認、保護施設で管理していた135個の一部。監視員が8日午前5時ごろ、砂の中からはい上がる子ガメを確認した。初ふ化の時期は平年並みで、昨年より5日遅い。
 子ガメは鳥などの天敵が少ない夜間や未明に、御前崎の海岸から放流される。20~30年かけて成体になるという。監視員の良知正美さん(79)は「たくましく成長し、御前崎に帰ってきてほしい」と語った。
 アカウミガメは環境省のレッドリストに記載された絶滅危惧種の一つ。御前崎地区の海岸の一部に加え、上陸個体とその卵が、国の天然記念物に指定されている。ふ化は8月下旬にピークを迎え、10月下旬まで続く。

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