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富士山「活火山」の認識持って 静岡地方気象台が啓発しおり配布

(2019/8/3 07:58)
登山者に配られる「火山への登山のしおり」=2日午前、富士山富士宮口5合目
登山者に配られる「火山への登山のしおり」=2日午前、富士山富士宮口5合目

 富士山の夏山シーズンに合わせ、静岡地方気象台などが火山としての富士登山の注意点をまとめ、啓発のための「火山への登山のしおり・富士山版」を新たに作製した。約5千部を印刷して県内の3登山口(富士宮、御殿場、須走)などで配布している。同気象台は「多くの登山客が集まる時期だけに、一人一人が、活火山だという認識を持って有事の対応を想定してほしい」と呼び掛ける。
 しおりはA4判の両面印刷。八つ折りのポケットサイズで携帯が可能な上、登山中の雨などにも耐えられる防水加工を施した。噴火を想定したヘルメットの準備の必要性をはじめ、富士山の噴火時避難ルートマップや噴火速報を自動受信できるスマートフォンのアプリを案内する2次元バーコードなど計13項目を記載した。周辺自治体や気象台の連絡先も載せて、異常な自然現象の発見時には通報するよう登山者に促している。
 火山に対する警戒とともに、山間部特有の急な天気の変化による遭難などの危険を避けるため、リアルタイムで雨雲の動きや雷の活動状況を表示する気象庁のウェブサイトも紹介。しおりは同気象台のホームページからダウンロードすることも可能。同気象台によると、活火山がある全国の地域で順次、同様のしおりの作製が進められているという。

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