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伊豆急クモハ103「雄姿」その目に 引退間近、ファン駆け付け

(2019/6/30 07:55)
撮影会では、伊豆急行線を走る新旧車両が並んだ。(左から)JR東日本185系、伊豆急行クモハ103、JR東日本251系、同651系=6月29日午後、下田市の伊豆急下田駅
撮影会では、伊豆急行線を走る新旧車両が並んだ。(左から)JR東日本185系、伊豆急行クモハ103、JR東日本251系、同651系=6月29日午後、下田市の伊豆急下田駅
懐かしい「伊東↔伊豆急下田」の行き先表示板を取り付けて走ったクモハ103=29日午後、伊豆急下田駅
懐かしい「伊東↔伊豆急下田」の行き先表示板を取り付けて走ったクモハ103=29日午後、伊豆急下田駅

 1961年の伊豆急行線開通当時から走り続ける電車「100系」の最後の車両「クモハ103」の引退イベントが29日、始まった。最終運行日の7月7日まで毎日、片瀬白田(東伊豆町)-伊豆急下田(下田市)間を走行する。伊豆の海岸を走る路線らしいハワイアンブルーの車体と、冷房のない「昭和の列車旅」を体験しようと多くの鉄道ファンが駆け付けている。
 >20年春から「サフィール踊り子」運行
 100系は、伊豆急行開通と同時に登場し、長年主力車両として活躍。2002年までに廃車になったが、1両だけ入れ替え作業用として残ったクモハ103が開通50周年を記念して11年に本線運転を復活。主にイベント列車や団体列車で使用されてきた。
 初日となった29日、県内外から117人が3コースに分かれて乗車。伊豆急下田駅では撮影会も開かれ、参加者は盛んにシャッターを切っていた。相模原市から参加した女性(57)は「伊東市の母の実家に行く時に何度も乗った。子どもの頃の思い出がよみがえった」と感慨深げに語った。
 伊豆急行によると、引退は保安設備の更新に対応できないのが理由。引退後も当面は解体の予定はないという。
 30日と7月6、7日の運行は事前予約のみで受け付けは終了。1~5日は伊豆急下田駅で午前10時(5日のみ同9時)から片瀬白田までの往復2コース分の乗車券を先着各50人販売する。7日は伊豆急下田駅で午前8時50分から同10時10分まで、車両展示会を計8回行う。入場整理券を配布し、各回定員は先着20~25人。

昔ながらの向かい合わせのボックスシートが並ぶクモハ103の車内
昔ながらの向かい合わせのボックスシートが並ぶクモハ103の車内
クモハ103引退記念の特製「サボ(行き先表示板」
クモハ103引退記念の特製「サボ(行き先表示板」

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