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夢テラスに電動カート 静岡県、急坂対策で18日まで実験

(2019/5/16 07:24)
日本平夢テラスに向かう歩道で行った電動カートの走行実験=15日午前、静岡市清水区
日本平夢テラスに向かう歩道で行った電動カートの走行実験=15日午前、静岡市清水区

 静岡県は15日、静岡市清水区の展望施設「日本平夢テラス」と近くの駐車場を結ぶ歩道で、電動カートの走行実験を始めた。歩道は勾配がきついため、高齢者や足腰に不安がある人の負担軽減を図るのが目的。18日まで実際に施設を訪れた人を乗せてカートを走らせ、乗客を含む来場者のアンケートも行う。本格導入の時期は未定だが、アンケート結果を今後の運用に役立てる。
 日本平夢テラスは昨年11月のオープン以来、県内外から多くの観光客が足を運び、これまでに80万人以上が訪れる人気スポットになった。ただ、ほとんどの来場者が使う日本平駐車場からテラスまでの歩道は急な坂道で、高齢者や車いす利用者からは改善を求める声が上がっている。県は改善策として、カートの利用が適切か判断するため、走行実験に踏み切った。
 実験は運転手を含む定員5人のゴルフ用カートを使用。駐車場からテラス正面玄関までの約200メートルを、人が歩くのとほぼ同じ時速約3キロで、10分程度かけて往復している。
 実験初日に利用した観光客の女性(74)=神奈川県川崎市=は「快適で便利だった。夢テラスが入館無料なので、カートもお金を取らない方がいいのでは」と話した。
 アンケートは、適正な料金や快適性、安全性、運行頻度など12項目を尋ねている。県観光政策課は「多くの方に試乗してもらい、声を施策に反映して利用者満足度を高めたい」としている。

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