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綱引きや悪路、ラジコン新競技アースロン発表 静岡ホビーショー

(2019/5/8 18:32)
日本ラジコン模型協業界が静岡ホビーショーの「小中高校生招待日」に設けたラジコン操縦体験会=8日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡
日本ラジコン模型協業界が静岡ホビーショーの「小中高校生招待日」に設けたラジコン操縦体験会=8日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡

 日本ラジコン模型工業会(東京都)は8日、静岡ホビーショー初日の会場で、新しいラジコン競技「Eathlon(アースロン)」の展開構想を発表した。綱引きや悪路走破、車庫入れなど多様な種目を想定し、小中学生を中心に新たなユーザー獲得につなげる。タミヤや京商、ABCホビーなど加盟各社が新競技用のモデル開発を進めている段階で、一部は今秋の全日本模型ホビーショーで発表される見込み。
 >アットエス 静岡ホビーショー特集(写真速報)
 本体サイズは210ミリ×148.5ミリ×148.5ミリ以内の規定があり、指定モーターを2個まで搭載できる。駆動方式はタイヤのほか、ベルト方式も可。走行スピードよりも、登坂やけん引、悪路走破といったドキドキ感、サバイバル感を重視した構成とし、ラジコン初心者の敷居を低くする。
 工業会の鈴木明久会長(京商顧問)によると、近年カーディーラーなどから集客イベントとしてラジコン体験会を設けてほしいとの依頼が頻繁にある半面、スペースや人手の確保などが難しいケースが多いという。新競技では「コンビニエンスストアの駐車場程度」(鈴木会長)のスペースでもイベントを実現できるよう今後詰めていくという。
 工業会は2020年以降、東京五輪・パラリンピックを行った会場でアースロン全日本大会の開催を構想している。綱引きの個人や団体戦、複数台のランニングマシンの上を走行させてのバトル、規定の部品が外れるまでマシンをぶつけ合う競技などを考えているという。
 工業会が2年前にトヨタ、ニッサン、マツダ、スバルの約800人の従業員を対象に行った調査によると、約7割がラジコン模型を3年以上経験していた。鈴木会長は「ラジコンがものづくりに役立つ想像力を養っているのではないか」と話す。
 子どもたちの反応を見ようと工業会は「小中高生招待日」の静岡ホビーショーの会場に、新競技を想定したラジコン操縦体験コーナーを設けた。坂道やS字、シーソーなどを設け、ラジコンは既存品を使用。多くの子どもたちが遊ぶ様子に鈴木会長は「本当に楽しんでもらえるかのテスト段階だったが、子どもたちの目が輝いていた」と話した。

 

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