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濁りとサクラエビ不漁の関係調査 富士川沖と蒲原沖プランクトン毎月採取へ 静大などと由比港漁協

(2020/8/5 07:51)
今後の共同研究などについてスクリーンを見ながら話すカサレト・ベアトリス静岡大特任教授とサクラエビ漁師ら=4日午後、静岡市駿河区の同大
今後の共同研究などについてスクリーンを見ながら話すカサレト・ベアトリス静岡大特任教授とサクラエビ漁師ら=4日午後、静岡市駿河区の同大

 駿河湾産サクラエビの不漁の原因解明に向け、由比港漁協と静岡大が行っている共同研究で、漁協青年部のメンバーら7人が4日、静岡市駿河区の同大を訪れ、今後の研究の進め方などを話し合った。毎月1回程度、富士川沖と蒲原沖でプランクトンの量や種類などを調査することを確認したほか、濁りについても調べることを決めた。
 カサレト・ベアトリス同大特任教授がプランクトン調査の際に使う器材の扱い方などについて、参加した30~40代の漁師らに説明した。カサレト特任教授は「5月の2回の調査では餌のプランクトンは豊富だったが、継続しないと実態は分からない」などと述べた。
 濁りの研究が専門の荒川久幸東京海洋大教授も同席、今後共同で富士川水系の濁りと不漁の関係を調査することを決めた。幼生の室内飼育実験なども視野に入れていて、荒川教授は「餌は豊富でも濁り成分と一緒に取り込むことで成長阻害を引き起こす可能性がある。ターゲットにしたい」と話した。
 (「サクラエビ異変」取材班)

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