サクラエビ、戦後最低の水揚げ量 90トン弱で秋漁終了

 駿河湾のサクラエビ秋漁が23日、終了した。不漁は深刻で、漁期中の総水揚げ量は89・6トン、春漁と合わせた年間水揚げ量は174・9トンで、いずれも戦後最低を記録した。

駿河湾産サクラエビ漁 水揚げ量の推移
駿河湾産サクラエビ漁 水揚げ量の推移

 秋漁は10月23日に解禁。2年ぶりの操業で、計21日出漁した。魚影は薄く、今月23日の最終日は天候不良のため出漁を見送った。取引価格は高騰した。由比漁港と大井川港で行われた競りの1ケース(15キロ)当たりの平均価格は7万5千円程度。2017年秋漁の約2倍で、一般消費者の手に届く水準には程遠い。
 県桜えび漁業組合は秋漁で、駿河湾を湾奥、中部、南部の三つの海域に区分し、出漁可能な親エビの割合を海域別に定めた。富士川沖など湾奥は魚影が非常に薄く、一度も操業せず終了した。

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