長崎県が情報収集へ 五島沖サクラエビ、静岡県に協力依頼

 国内で唯一、駿河湾で水揚げされているサクラエビが、長崎県・五島列島沖で生息が確認されたことを受け、同県は6日までに、採取された経緯やこれまでの研究について調査する方針を固めた。今後、本格的な資源量調査が必要かを検討するため情報収集を強化し、静岡県水産技術研究所(焼津市)に協力を依頼。漁や競り、漁場など駿河湾の状況把握を行い、関係機関の連携も模索する。=関連記事30面へ

サクラエビが新たに見つかった地点
サクラエビが新たに見つかった地点

 同日の長崎県議会の関連委員会で、山田博司議員の質問に明らかにした。長嶋寛治・同県総合水産試験場長によると、試験場と長崎大、水産教育・研究機構西海区水産研究所(いずれも長崎市)で定期的に開く意見交換の場で、サクラエビを議題にするという。
  長嶋場長は「長崎県としても漁場になるだけの資源量があるか関心を持っている。判断できる材料が少なく、情報を集め検討したい」と述べた。静岡県水産資源課は「内容に応じて対応を検討する」とした。
  五島列島沖のサクラエビは長崎大水産学部の練習船「長崎丸」が採取。日本と台湾の研究者が調査し西日本初の発見例と分かった。
  (「サクラエビ異変」取材班)

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