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静岡県産食材のカレー開発 ワイン食堂ぐるまん(静岡市葵区) 自宅でレストランの味【しずおかMIRUIプロジェクト】

(2020/12/19 12:00)
開発したレトルトカレー
開発したレトルトカレー

 カツオ、ワサビなど静岡県産食材にこだわったレトルトカレーを10月に開発。自宅でレストランの味を再現できるように具材や調理法に工夫を重ねた。
 カレーは主にランチタイムに提供している看板メニューの一つ。
 レトルトの商品化は以前から考えていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要の増加を受けて踏み切った。新型コロナによる外出自粛で、自主休業に追い込まれた4月の売り上げは平年比で9割減となり、5~9月も厳しい状況だった。
 地元食材を活用しようと、人脈をたどり、ワサビ農家や精肉専門店を訪問して提携につなげた。代表の馬瀬隆司さん(52)は「生産者と直接つながることで、協力し合って県産品を盛り上げたいという思いが強くなった」と振り返る。
 商品は、カツオだしのうまみが特徴のプレーンタイプと、ワサビ、牛すじの3種類のラインアップをそろえた。100度以上で約30分加熱して製造するレトルトカレーは、店舗の味を再現するのが難しいため、野菜や肉などの具材を大きくしたり、ワサビの量を多くしたりするなどの試行錯誤を繰り返した。
 価格は600~千円(税抜き)。店頭販売とネット通販で扱う。
 クラウドファンディングで集めた資金は、新商品開発などに活用する。静岡茶や浜名湖産のカキなどを使った新カレーを検討中だ。
 馬瀬さんは「輸送や保管の利便性を考えて、冷凍食品ではなくレトルトにこだわった。贈り物や防災品として活用してもらえれば」と期待する。

 クラウドファンディング
 目標額 39万円
 (11月に達成、募集終了)

 ◇会社概要 
 創業2015年。従業員9人

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