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古民家に宿泊部屋 満緑カフェ(静岡市葵区)、中山間地の魅力を発信【しずおかMIRUIプロジェクト】

(2020/11/21 18:15)
カフェの内装。休日には県内外から顧客が訪れる
カフェの内装。休日には県内外から顧客が訪れる

 自然に囲まれた中山間地域の魅力を発信しようと、静岡市葵区の玉川地区でカフェを営んでいる築100年の木造家屋をさらに改築し、宿泊施設を設ける。2021年のオープンを目指す。
 同地区出身の河合舞さんは16年に家屋を改装して週末限定の「満緑(みりょく)カフェ」をオープン。「人口減や耕作放棄地の増加が進み、地域が衰退していく中で何かできないかと考えた。地元を盛り上げたかった」と話す。
 カボチャやサトイモなど地元野菜を使ったランチを古民家で提供するスタイルが好評で営業日の土、日には県内外から顧客が訪れるようになった。開業を手伝ってくれた住民の憩いの場として定着した。
 開業から4年。緑に囲まれ、清流のせせらぎや野鳥のさえずりが響き渡る自然環境を生かし、結婚記念の写真や動画の撮影、庭先でのキャンプなどのサービスも始めた。「古民家で宿泊もできたらいいのに」といった利用者からの要望を受け、古民家の一部屋を宿泊用に改装することを決意した。
 内装や家具は県産材を活用し、地域の魅力を感じられる部屋づくりを予定している。宿泊は1日1組限定で、4人まで利用可能。クラウドファンディングで調達した資金は、部屋や浴室の改装に使用する。
 「空気がきれいで、街灯も少なく、満天の星を体験できる。宿泊を通した地域の魅力発信が移住促進にもなれば」と意気込む。

 クラウドファンディング
 目標額 200万円
 返礼品 食事券、野菜

 ◇会社概要 
 2016年創業。従業員2人

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