リニア大井川問題、静岡県内国会議員に協力要請 出野副知事説明

 出野勉副知事は25日、国会内で静岡県内国会議員と面会し、リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題の解決へ協力を要請した。国の2021年度予算編成に対する県の要望・提案に合わせ、県の現状認識を説明した。
 面会した議員らによると、出野副知事は大井川水問題を中心に、JR東海が十分に関係資料を公開していないなどとする県の主張を示し、透明性の確保に向けたJRや国土交通省への働き掛けを求めた。国会でのリニア問題の議論にも期待したという。出野副知事は取材に「県の考え方は理解してもらえたと思う」と述べた。
 国の予算編成の要望・提案では、7月にまとめた新型コロナウイルス感染症関連などに加え、20年度末が期限となる国土強靱(きょうじん)化3カ年緊急対策の延長などの項目を盛り込んだ。
 例年は要望・提案と同時に川勝平太知事が与野党議員と意見交換をしていたが、新型コロナの感染状況を踏まえ、出野副知事が与野党の代表者と個別面会するにとどめた。

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