リニア工事差し止め訴訟、支援の会が発足 掛川で総会
静岡地裁でのリニア中央新幹線の静岡県内区間の工事差し止めを求める訴訟を支援する「リニアから大井川の水と自然を守る小笠・掛川の会」が13日発足し、掛川市のたまりーなで総会を開いた。
同会は地域の生活用水である大井川の水や、南アルプスの自然環境を守ることを目的に、川勝平太知事宛ての署名活動などを展開する。発足総会には50人が参加し、活動の進め方について確認した。署名は3万人を目標に3月末まで行う予定。代表に選出された同市の医師佐野克行さんは「署名を通じてリニア問題に関心を持ってほしい」と述べた。