大井川流域10市町連携確認 清流を守る研究協議会が総会

 大井川流域5市2町の首長、議長でつくる「大井川の清流を守る研究協議会」(会長・鈴木敏夫川根本町長)は28日、島田市内で本年度総会を開いた。新たに焼津、藤枝、袋井の3市の入会を決め、流域10市町がそろうことになった。リニア中央新幹線工事に伴う大井川流域への影響や対策を考えるフォーラムや調査活動を通じ、連携を深めていく方針を確認した。

あいさつする協議会会長の鈴木敏夫川根本町長=28日午前、島田市内
あいさつする協議会会長の鈴木敏夫川根本町長=28日午前、島田市内

 鈴木会長はリニア工事の影響を議論する国土交通省専門家会議で「下流の水利用への影響は軽微」との認識が示されたことに触れ「到底納得いくものではない。10市町で活動することで多くの人に水問題に関心を持ってもらいたい」とあいさつ。本年度は新型コロナウイルス感染症対策を踏まえつつ、市民向けの源流部や下流域の視察、環境教育出前講座などの啓発活動に加え、リニア工事に伴う問題を考えるフォーラムや先進事例の調査実施などを検討する。
 同協議会は2000年、当時の榛原郡8町の首長、議長が大井川の水量を増やして流域の環境改善を図ることを目的に設立した。

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