全量回復、水質保全を 掛川区長会連、県に求める リニア水問題

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題で、掛川市区長会連合会の服部克己会長は31日、県庁に川勝平太知事を訪ね、トンネル湧水の全量回復などを求める要望書を提出した。この問題を巡って流域の自治会関係者が県に要望するのは初めて。

川勝平太知事に要望書を手渡す服部克己会長=31日午後、県庁
川勝平太知事に要望書を手渡す服部克己会長=31日午後、県庁

 要望書は「大井川の水の恩恵を受けている住民の不安を払拭(ふっしょく)するため、トンネル湧水を全量回復させる確実な流量確保対策と万全な水質保全対策の徹底に向け、JR東海と交渉してほしい」との内容。同連合会は市内203自治会の連合体で、JR東海や国の対応に不安を感じた住民から声が上がり、川勝知事に要望することになったという。
 服部会長は「掛川市は水について非常に敏感な地域だ。知事に頑張ってもらいたい」と要請。川勝知事は「市民全体の意向だとよく分かった。県が一体になって国やJRに声が届くようにしないといけない」と応じた。

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