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お互いの信頼関係必要 国交省・江口審議官一問一答

 国土交通省鉄道局の江口秀二技術審議官は22日、袋井市役所で記者団の取材に応じた。一問一答は次の通り。

 ―流域市町を一通り回り終えたが。
  「水を利用している各市町の首長から直接、大井川への思いを聞くのは有意義だった。日常生活だけでなく企業の工業用水にも使われるので市町の経済にも影響してくると聞いた。その通りだ」

 ―今後の進め方は。
  「県の専門家会議は進めてもらえればいいが、JR東海が出してきた資料で分からないとなれば、国交省から資料を変えるようにJRに話をすることがあるかもしれない。両者の議論が少しでも進むように交通整理の役割を果たせればいい」

 ―流域市町はJRとの面会を拒否した。話を聞く中で不信感があると感じたか。
  「何らかの不信感はあると思う。一方で、それを乗り越えてでもお互いにコミュニケーションを取っていく必要がある。事業を進めるのにお互いの信頼関係は必要なので、調整できるものがあれば対応したい」(2019年11月23日静岡新聞朝刊)

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