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洪水前、車で一時避難 富士市 指定駐車場3カ所設定

(2021/1/15 11:31)
洪水時に車で安全に避難できる一時避難場所に設定された駐車場=富士市中野の富士総合運動公園駐車場A
洪水時に車で安全に避難できる一時避難場所に設定された駐車場=富士市中野の富士総合運動公園駐車場A

 富士市は、洪水時に浸水区域の住民が車を駐車し、車内で一時避難できる「洪水時車いっとき避難場所」を3カ所設定し、運用を始めた。新型コロナウイルス対策による避難所の収容人員が限られる中、感染への懸念でためらうことなく避難できる場所を確保する。
 早急な避難所拡充が難しい中、車による避難という選択肢を増やす。神奈川県小田原市や長野県の事例を参考にした。今後、指定駐車場の拡充も目指す。
 開設するのは、富士総合運動公園駐車場A(同市中野)の295台、富士西公園駐車場(同市入山瀬)の97台、富士信用金庫研修センター東側駐車場(同市中野)の150台で計542台分。いずれも高台にある公設や、協定を結んだ民間の駐車場で、主要なアクセスルートに危険箇所がない場所を選定した。
 台風などの豪雨で警戒レベル3「避難準備・高齢者等避難開始」以上を発令する際などに、市が事前に市防災メールやウェブサイトで開設を発信し、道路冠水前の避難を求める。浸水域住民に日頃からの避難経路の想定を求めるため、開設場所を公表している。
 車中滞在が前提であるため、開設は1日程度の短期間を想定し、物資などは配布しない。車中泊による体調悪化も考慮し、長期滞在が必要な場合は指定避難所に移動する。
 市内4河川(富士川、潤井川、小潤井川、沼川)の想定浸水域人口は約13万5千人に上る。

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