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南海トラフ活動特段の変化なし 気象庁が解説情報

(2020/11/10 08:31)

 気象庁は9日、静岡県を含む南海トラフ沿いの10月以降の地震、地殻活動に関し、「大規模地震発生の可能性が高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」とする「南海トラフ地震関連解説情報」を発表した。
 微少な揺れとわずかな地殻変動を10月2~5日に紀伊半島西部で観測した。同半島北部では10月12~20日に観測し、同31日から現在も継続している。想定震源域のプレート境界深部で発生した短期的ゆっくり滑りによるとみられ、「従来からも繰り返し観測されてきた現象」と評価した。
 2019年中頃から志摩半島で観測されていた長期的ゆっくり滑りに起因すると推定されるわずかな地殻変動は、「収束したとみられる」と判断した。
 同日の南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会の定例会合は、新型コロナウイルス感染症対策のためテレビ会議形式で開催した。

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