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災害時ドローン活用、伊豆で県が実験 年度内に運搬マニュアル

(2019/11/18 07:48)
自律飛行で沖合から土肥小中一貫校まで物資を輸送したドローン=17日午後、伊豆市立土肥小中一貫校
自律飛行で沖合から土肥小中一貫校まで物資を輸送したドローン=17日午後、伊豆市立土肥小中一貫校

 静岡県は17日、大規模災害時に孤立する可能性がある伊豆半島の沿岸部に向け、海上の船舶から無人航空機(ドローン)で物資を輸送する初の実証実験を行った。結果を踏まえ、ドローンを活用した物資運搬マニュアルを本年度中に策定する方針。
 災害で陸路が寸断され、土肥港も使用できない―との想定。重さ500グラムの物資が入った箱とカメラをドローンに取り付け、沖合200メートルを航行する駿河湾フェリーから伊豆市の指定避難所になっている市立土肥小中一貫校までの約1キロを自律飛行させた。一連の動作は事前のプログラミングによって飛行ルートや物資の受け渡しなどを制御。同校のグラウンドに着陸すると、自動的に物資の箱が地面に置かれ、待機していた県職員が回収。ドローンは再度飛び立ち、海上のフェリーに戻った。
 往復の所要時間は約10分間。実験では大きなトラブルもなく、県危機対策課の担当職員は「災害時にドローンを有効に使えることが分かった。今後、民間企業とも連携しながら災害時にドローンを活用する方法をさらに検討していきたい」と話した。

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