静岡新聞NEWS

インフラ企業、災害時ウェブ発信に注力

(2019/4/14 07:55)
JR東海の静岡総合指令所内で情報指令の業務にあたる担当者ら=3月下旬、静岡市葵区
JR東海の静岡総合指令所内で情報指令の業務にあたる担当者ら=3月下旬、静岡市葵区
中部電力が運用するアプリ「中部 でんきの窓口」
中部電力が運用するアプリ「中部 でんきの窓口」

 静岡県にも大きな被害を引き起こした昨秋の台風24号をはじめ、全国で相次ぐ自然災害を背景に、インフラ企業のJR東海や中部電力がウェブを活用した情報発信に力を入れている。いずれもスマートフォンなどを介して利用者と直接結び付き、迅速で細やかな情報を提供することを目的としていて、両社は災害時の活用にも期待を寄せている。

 ■JR東海 ツイッターなど運行状況詳細に
 静岡市葵区のJR東海静岡総合指令所。主に県内在来線の輸送や信号、電力などを集中管理する“管制塔”に3月から、新たに「情報指令」担当が設置された。内容を刷新したホームページ(HP)や東海道、御殿場、身延の各線別に開設したツイッターなどを通じて、運行状況を広く発信する部門だ。
 情報指令責任者の佐野豪当直長(43)は「お客さまが次に行動する判断材料を届ける仕事。タイムリーに情報提供したい」と意気込む。10分超の運行遅れや遅延見込みが発生すると、速やかに状況をまとめてHPやツイッターで配信するほか、走行位置は1分単位の遅れまで表示する。東海道新幹線の情報も新幹線総合指令所(東京都)で発信を始めた。
 台風接近時などに運転の取りやめを事前決定する「計画運休」の情報も今後、HPやツイッターで積極的に広報する。台風24号を巡る対応では事前に駅や車内のアナウンスなどで周知を図ったが、JR静岡駅などでは帰宅が困難になった利用客の姿もあった。佐野当直長は「より多くの人に理解される言葉遣いや拡散されるキーワードの選定を検討したい」と説明する。

県が準備を進めるアプリ「静岡県防災」
県が準備を進めるアプリ「静岡県防災」

防災・減災の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト