静岡新聞NEWS

5G活用、沼津で自動運転実験 道路状況把握、市民も試乗 静岡県など

(2021/1/14 09:48)
5Gを活用して道路情報を収集した自動運転実験=沼津市
5Gを活用して道路情報を収集した自動運転実験=沼津市

 静岡県などは13日、自動運転の実用化に向けた実証実験を沼津市で始めた。同市での実験は昨年度に続き2回目で、地域限定の高速通信規格「ローカル5G」を活用して道路情報を収集し、安全走行に生かせるかなどを検証する。
 車両はミニバンで、時速30キロで沼津駅-沼津港間約2キロを自動走行する。交差点に設置したカメラで歩行者や自転車、路上駐車などの情報を検知し、5G通信で送信。車両内のタブレット端末に表示し、遠隔からルート上の道路状況を確認できるという仕組みで、障害物を覚知した際の車線変更などに役立つ技術という。ただ、現段階では、どの操作が必要になるかの判断は運転手が行う。
 5G通信は大容量かつ高画質の情報や映像を送ることができる。車両を開発した群馬大次世代モビリティ社会実装研究センターの小木津武樹副センター長によると、将来的には、事業所などにいる操作者に車両カメラの映像や道路情報をリアルタイムで転送し、遠隔運転を可能にすることを目指すという。小木津副センター長は「ドライバー不足など公共交通の課題解決につながる」と話した。
 安全のため運転手が同乗し、緊急時は手動運転に切り替える。1日6往復し、期間中に市民ら400人の試乗を想定している。試乗は無料。希望者は予約サイト「Showcase 静岡」から申し込む。

静岡社会の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿