静岡新聞NEWS

浜岡原発1号機、110トン水漏れ 中電「屋外へ影響なし」

(2021/1/13 08:33)

 中部電力は12日、廃炉作業中の浜岡原発1号機(御前崎市佐倉)で約110トンの水漏れがあったと発表した。屋外への漏出、放射能の影響はないという。
 中電によると、発覚したのは9日午前3時20分ごろ。タービン建屋地下1階で、機器の分解や点検などで使う放射性物質を含まない作業用水が配管から漏れ、床面に広がった。協力会社社員らが補修したが、隣接する原子炉建屋地下2階にも流入した。配管は1990年に設置された。週に一度の目視点検を行い、直近の6日には異常は認められなかったという。
 タービン建屋で漏れた水の放射能濃度は検出できないほど低かったが、原子炉建屋に流入した水は250万ベクレルを検出した。中電は「タービン建屋から経由した液体廃棄物処理設備で放射性物質を取り込んだため」としている。国への報告基準の370万ベクレルは下回った。漏れた水は回収済みで、廃炉工程への支障はないという。
 1号機は1976年に営業運転を開始し、2009年に運転を終了した。中電は2号機とともに36年度までの工程で廃炉作業を行っている。

静岡社会の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿